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Claude Code、Pro から Max 20x まで課金を上げ切った話 — 各段階で"足りなくなった"もの

個人開発者が Claude Code の課金を Pro から Max 20x まで上げていった経緯と費用感、そして使い方がどう変わったかの記録。各段階で「何が足りなくなって上げたのか」を軸にした課金判断の一次情報。

三段の階段を一本の細い線が勢いよく登っていく、上の段ほど光が強くなる抽象イラスト

Claude Code の課金、気づいたら一番上まで行っちゃってた。今、月 200 ドル払ってる。「Max 20x」っていう最上位プラン。しかも仕事じゃなくて、ただの趣味の開発で、だ。

始まりは 2026 年 4 月、軽い気持ちで無料で触ってみたこと。それが半年もしないうちに、最上位プランで毎週の上限を使い切る生活になってた。一円も稼いでないのに、20 ドル → 100 ドル → 200 ドル って階段を駆け上がっちゃった感じ。

この記事は、その各段階で「あ、足りない」ってなった瞬間と、上げてみて何ができるようになったのかの記録です。「一番上のプランって実際どうなの?元取れるの?」が気になる人に向けて、課金の本音を全部出します。

出発点は Pro だった

最初は無料枠から。でも無料だとすぐ制限に当たって、何もしないうちに手が止まる。「これ無料で粘っても意味ないな」って、ほぼ即 Pro(月 20 ドル)に上げた。ここまでは、たぶん Claude Code 触った人はみんな通る道。

その頃はガチの趣味。仕事道具でもないし、お金を生むわけでもない。ただ「思いついたやつ、形にしてみたい」ってだけ。で、Pro の頃はそれで全然足りてた。一個のものを、のんびり作ってる分にはね

最初に"足りなくなった"もの

問題は、作るのが楽しくなりすぎたことだった。

一個作れると、次のアイデアが出てくる。気づいたらいくつものシステムを並行で作り始めてて、使う量がどんどん増えていく。おまけに、開発が進むとドキュメント(設計メモとか手順書)がどんどん分厚くなる。Claude に読ませる資料が増えるぶん、消費もガンガン増える。あっという間に Pro じゃ足りなくなった。

とどめが「5 時間制限」。Claude Code には5 時間ごとにリセットされる使用量の枠があるんだけど、重い処理を一発ぶん回すと、それだけで枠が吹き飛ぶ。もう「え、また制限?」の連発。

これが地味にキツい。楽しくて開発したいのに、制限で触れない。この待ち時間がストレスで仕方なかった。結局 Pro に上げてから 1 ヶ月半くらいで、次のプランに手を伸ばすことになる。

Max 20x に行き着くまで

課金の階段はこんな感じ。Pro が 20 ドル、Max 5x が 100 ドル、Max 20x が 200 ドル(どれも月額)。数字の「5x / 20x」は、ざっくり「Pro の何倍使えるか」の目安ね。つまり Max 20x は Max 5x の約 4 倍使える計算。公式にもそう書いてあるし、体感もだいたいその通りだった。

まず引っかかったのが、Pro → Max でいきなり 5 倍(20 ドル→100 ドル)ってこと。ここはかなり迷った。だって趣味だし、これで一円も稼いでない。「趣味に月 1 万 5 千円…?」って財布との相談タイムが発生した。

それでも上げた。上げたら上げたで、Max(5x)でも毎週の上限をギリギリまで調整しないと溢れるくらい使ってる。……いやほんと、どんだけ作ってんだって話なんだけど。

だから正直、できれば安い Pro に戻したい。トークン(AI が読み書きする文章の量。多いほどお金がかかる)を節約する工夫をしたり、無料で使える別の AI を組み込めないかを延々と検討したり。効率はたぶん上がった。でも——開発が止まらないから、結局収まらない

そして Fable がやってきた

ここで流れが変わる。Fable っていう新しいモデルが出た。使ってみたら、これがめちゃくちゃいい。これまで「Opus(それまでの主力モデル)には無理」って言ってたことが、普通にできる。しかも無駄が少ない。

……ただ、とにかくトークンを食う。性能と引き換えに、消費量が段違いなのだ。

で、あるとき Fable が一時的に使えなくなって、また復活したタイミングで、勢いで 200 ドルの Max 20x に上げた。「まあ、Fable が使える間だけのつもり」って自分に言い訳しながら。これがつい最近の話。

上げてみて、何が変わったか

一番聞かれそうな「で、プランごとに何ができるの?」を、体感でまとめるとこう。

  • Pro(20 ドル): モデルは Sonnet(軽めで速いモデル)中心。日常のちょっとした作業か、システム開発なら「一個をたまに触る」くらいが限度かな、って感じ。
  • Max 5x(100 ドル): 一個のシステムをずっと腰を据えて作るならもつ。焦らず一個ずつ進めるぶんには十分。
  • Max 20x(200 ドル): ここが別世界。Opus を 5 個くらい同時に走らせて、ワークスペース(作業場まるごと)を処理させても、まだ余裕。前は「作ったはいいけど重くて回せなかった」作業——たとえばワークスペース全体の点検とか、ソースコードから作業手順を自動で組み立てる仕組みとか——が、余裕で回せるようになった。5 個並行で散らかってたシステム作りを、一気に片付けて収束まで持っていけたのはこのプランのおかげ。

で、Fable を入れてから何ができるようになったか。これが個人的にデカかった。

  • 「GPU がないと無理」「家の PC じゃないと動かない」って思い込んでたのが、実は幻想だった——と Fable に指摘されて、クラウド(OCI)に丸ごと移せた。株価データの取得も、画像処理も。ずっと「家の PC 必須」だと信じてたやつが、あっさり引っ越せた。
  • 肥大化しきったドキュメントの整理(圧縮したり、構成を組み直したり)も、Fable だとサクサク進む。

要は、Opus が「うーん無理」って言ってたラインを、Fable は普通に越えてくる。ただ、そのぶんトークンの減りがえげつない。Opus なら週の上限なんて到底使い切れなさそうなのに、Fable だと普通に無くなる

実際、Max 20x に上げてすぐ、Fable を使い倒してみた。「ワークスペース全体を見て改善して」「各プロジェクトをいろんな角度からレビューして」——そういう重い依頼を片っ端から投げていったら、最上位プランなのに数時間で使用制限に到達した。逆に言うと、それだけの物量を平気で受け止めてくれるってことでもあるんだけど。

どういう人なら上げる価値があるか

正直ベースで、こんな感じだと思う。

  • Pro(20 ドル)で十分な人: Sonnet 中心で、日常業務とか、一個のシステムをたまにいじるくらい。「毎日がっつり開発」じゃないなら、まずここで様子見でいい。
  • Max 5x(100 ドル)が効く人: 一個のものを腰を据えて作り込みたい人。単一セッションを長く回すスタイルなら、ここでかなり快適になる。
  • Max 20x(200 ドル)まで行く人: 複数のシステムを同時進行で回したい重い処理をためらわず投げたい新しめの性能重視モデル(Fable みたいなやつ)を遠慮なく使いたい人。ここまで来ると「制限を気にせず開発に没頭できる」のが最大の価値。

で、身も蓋もないことを言うと——上げる一番の動機は、コスパじゃなくて「制限で止まるストレスからの解放」だった。趣味で一円も稼いでないのに上げたのは、元が取れるからじゃない。触りたいのに触れないのが、ただただ嫌だったからだ。

費用対効果の現在地

正直な気持ちを言うと——「これだけ作れるなら安い」と思う一方で、出費としてはやっぱり重い。生活に響く額じゃないから趣味として割り切ってはいるけど、月 200 ドルはずしっとくる。

なので最近、ちょっとずつ「収益化」に舵を切りはじめた。実はこの記事を載せてるサイトも、その一歩だったりする。「趣味で作り続けた記録を発信して、いつか回収につなげられないか」って。

戻せるか?って自分に聞くと——ただの Max(5x・100 ドル)になら、たぶん戻せる。でも Pro は、もう怪しい。一回この開発量を知っちゃうと、Pro の枠じゃ収まらない体になってしまった。

作戦としては、今の Max 20x のうちに、Fable の力で散らかったワークスペースを片付けて、作りかけを全部仕上げ切る。そこまでやったら、また 100 ドルに戻せるかもしれない。……まあ、「開発が止まらない」から結局そのままな気もするけどね。

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