結婚式が飛んだ日に、株価も飛んだ ― そこから投資を始めた話
2020年、結婚式がコロナで中止になり、同じ頃に株価も暴落した。何もかもが止まった時期に、たまたま投資を始めた。それから6年、資産は当初の十数倍になり、FIRE が現実的な目標になった話。
2019年に結婚しました。翌年に予定していた結婚式は、コロナで中止になりました。ちょうど同じ頃、株価も歴史的な勢いで下がっていきました。人生の予定も、世の中も、まとめて狂っていった時期です。
その、何もかもが止まったタイミングで、私は投資を始めました。今日はその話です。
きっかけは、たまたま観た1本の動画
正直に書くと、投資を始めた直接のきっかけは、YouTube でたまたま観た「リベ大」の動画でした。 それまで、お金のことは「なんとなく貯金しておく」以上のことを考えていませんでした。
背中を押したのは、たぶん3つが重なったからです。
- 結婚式と新婚旅行で、貯金はきれいに消えるはずだった。それが式の中止でそっくり手元に残り、行き場を失ったそのお金が、そのまま投資の元手になった
- 株価が暴落していた。「こんなに下がっているなら、今から始めるのはむしろ安いのでは」という空気
- 将来が急に不安になった。予定通りに進まない、というのを目の前で体験してしまった
当時の元手は、数百万円ほど。投資のために貯めた特別なお金ではなく、式と旅行に消えるはずだったお金です。
6年、淡々と積み立てただけ
そこから先は、拍子抜けするくらい地味です。派手な一発を狙ったことはありません。 基本は積み立てで、暴落してもやめず、上がっても浮かれず、ただ続けただけです。
結果として、6年で資産は八桁に乗り、始めた頃の十数倍になりました。 FIRE ――経済的自立と早期リタイア――が、夢物語ではなく現実的な目標として 見えてきた、というのが今の場所です。
なぜ、今さらこのテーマを書くのか
投資や FIRE の発信は、正直あふれています。二番煎じどころか、十番煎じかもしれません。 それでも書こうと思うのは、自分に2つの武器があるからです。
ひとつは、6年ぶんの、日付つきの一次情報。誰かの受け売りではなく、自分が実際に 何を買って、何を考えて、どこでしくじったか。手元に本物の記録があります。
もうひとつは、数字を管理して、道具まで作ってしまうタイプだということ。 この6年、資産の記録はマネーフォワードや配当管理アプリ、それに自作のスプレッドシートで 続けてきました。数字を眺めて計画を立てるのが、もともと性に合っているんだと思います。
最近はその延長で、Claude Code を使って自分専用の管理ツールも作り始めました。 正直に言うと、こちらはまだ作りたてで、資産形成の役に立ったとは全然言えません。 それでも、投資しながら、その道具を自分で作って、両方を記録していく―― そういう書き方ができる人は、そう多くないはずです。作ったものは プロダクト一覧 に並べていきます。
これから書くこと
先に線を引いておきます。これは 「助言」ではなく「実録」 です。
- 「あなたはこれを買うべき」とは書きません。**「私はこう買った・こう考えた・こうしくじった」**を書きます
- 金額はぼかします。でも、率・推移・考え方は具体的に残します
- 都合の悪い失敗も、隠さず書きます(そこが一番役に立つはずなので)
うまくいった話だけを並べても意味がないと思っています。
6年かけて八桁まで来た道のりには、当然、下手を打った場面も、含み損に耐えた時期も ありました。そういうところこそ、これから少しずつ書いていきます。
作って、投資して、記録して、積み上げる。よろしくお願いします。